松竹が業績予想を上方修正、歌舞伎座の活況継続や映画好調で減益幅縮小
松竹 <9601> は10日引け後、15年2月期の中間期および通期業績予想を上方修正した。
14年8月中間期では売上高を444億5000万円から477億9000万円(前年同期比3.2%増)、営業利益を22億7000万円から50億円(同10.0%減)に増額した。
演劇事業では、新開場から一周年の歌舞伎座が引き続き活況だったほか、新橋演舞場および大阪松竹座でのスーパー歌舞伎2(セカンド)が想定を上回った。映像関連事業では「ホットロード」や「超高速!参勤交代」が好成績をあげ、映画興行事業では「アナと雪の女王」が業績に貢献した。
通期は上期の好調を反映し、売上高を881億4000万円から902億7000万円(前期比1.5%増)、営業利益を46億4000万円から64億9000万円(同24.6%減)に引き上げている。
なお、中間期の決算は10月15日に発表予定。
10日終値は4円安の981円。(編集担当:宮川子平)
松竹(9601)は10日引け後、15年2月期の中間期および通期業績予想を上方修正した。
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2014-10-10 21:15