【相場展望】調整一巡で戻りへトライ、トヨタなど大型優良株に注目

  1月第2週は、大発会が日経平均382円安といきなりの波乱相場で始まり、その後も軟調な動きを継続。日経平均の10日の安値は1万5754円と、昨年12月30日高値1万6320円から500円超の下落に見舞われた。10日のSQをにらみ、ヘッジファンドが昨年末にかけて大量に積み上げたポジションの調整から、日本株先物買い・円売りの動きを強めたことが背景。   昨年末の上昇相場において、市場人気が今一つ盛り上がらなかったのは、上昇スピードが想定を上回るものであったため。しかし、裁定解消売りが後退し、相場調整にも一巡感が出てきた。需給改善を背景に、第3週は戻りを試す動きが予想される。   東証1部の売買代金は年初から2兆円超えが続いている。景気好調で、業績予想が上方修正の方向性も強まってきている。海外年金などの中長期投資家は1月にニューマネーを投入する傾向にあるほか、個人マネーの流入も目立ってきた。市場のボリュームアップを受け、ぼつぼつ、トヨタなど人気圏外に放置されてきた、優良大型株に注目している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
1月第2週は、大発会が日経平均382円安といきなりの波乱相場で始まり、その後も軟調な動きを継続。日経平均の10日の安値は1万5754円と、昨年12月30日高値1万6320円から500円超の下落に見舞われた。
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2014-01-11 16:15