アップルの「口撃」に 小米が反撃「使ってから意見を言え」=中国メディア

 中低価格のスマートフォン市場で急速に勢力を伸ばしつつある中国ブランド「小米(シャオミ)」。その名が世界的に知れ渡り始めた今、「アップル製品のパクり」といった声との戦いに迫られているようだ。  中国メディアのcnBetaは10日、米アップルのチーフデザイナーが米国内で開かれたイベントで「小米(シャオミ)は窃盗行為」と語ったことに対して、小米側が「1台プレゼントするから、使ってから意見を言ってくれ」と反発したと報じた。  記事は、アップルのチーフデザイナーであるジョナサン・アイヴ氏がサンフランシスコで現地時間8-9日に開かれたイベントでメディアの取材を受けたさい、中国ブランドの小米について言及し「窃盗であり、ずるだ」と発言したと紹介した。  同氏は「自分は他人に模倣されることが栄誉なことだとは思わない」、「成功するか分からないなかでデザインし、7、8年間かけた努力を、他人が簡単にコピーすることは窃盗、ずるであり、自分はこのような行為を受け入れることができない」と語ったとされる。  これに対して小米の共同創始者である林斌社長は「わが社はオープンな会社であり、みんなに小米だけを使うように強迫したりはしない。われわれも小米以外の多くの製品を使っている」、「どんな人でも組織でも、ちゃんと小米の製品を使わなければ、パクり云々と語る資格はない」と「反撃」した。  さらに「彼に小米の携帯電話を1つプレゼントしたい。ちゃんと使ってから意見を言ってもらいたい」と語った。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
中低価格のスマートフォン市場で急速に勢力を伸ばしつつある中国ブランド・小米(シャオミ)。その名が世界的に知れ渡り始めた今、「アップル製品のパクり」といった声との戦いに迫られているようだ。(イメージ写真提供:123RF)
china,technology,conmic,america
2014-10-12 00:45