仁丹は一時急伸、長瀬産と共同で環境浄化用バイオカプセルの特許出願
森下仁丹 <4524> は14日午後1時に長瀬産業 <8012> と共同で開発した環境浄化用バイオカプセルの特許出願を発表した。株価は後場に入って年初来安値を616円に切り下げる場面もみられたが、発表直後に買い注文が集中。一時61円高(9.69%高)の690円を付けた。
仁丹の特許技術である「バイオカプセル」技術をもとに発展させ、カプセル内で効率的に環境汚染物質を分解・吸着可能にする。環境浄化作用を持つ微生物をカプセルに包むことで、遺伝子組み換えで能力を強化した微生物の使用や、地下水などの高圧環境下でも使用することが可能になる。
水環境浄化技術として有機物から貴金属まで様々な汚染に対応することで環境浄化事業の世界的展開が期待される。
長瀬産の株価も一時急伸し、上げに転じたが、すぐにマイナス圏へ押し戻された。(編集担当:宮川子平)
森下仁丹は14日午後1時に長瀬産業 <8012> と共同で開発した環境浄化用バイオカプセルの特許出願を発表した。
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2014-10-14 13:15