日経平均は364円安で取引終了、8月8日以来の1万5000円割れ
14日の日経平均株価は前週末比364円04銭安の1万4936円51銭と5日続落し、終値ベースでは8月8日以来の1万5000円割れとなった。米株安など連休中の外部環境の悪化を嫌気した売りが先行。朝方に1万5000円を割り込んだ。いったん下げ渋り、前場は1万5000円台で引けたものの、後場から再び売り圧力が強まり、下げ幅を拡大した。
個別では、14年11月期業績予想を下方修正した津田駒工業 <6217> が売られた。15年5月期第1四半期で赤字幅が拡大した東洋電機製造 <6505> もさえない。14年11月期業績予想を下方修正したネクス <6634> はストップ安となった。14年12月期業績予想を下方修正したフィスコ <3807> も軟調。
半面、15年8月期の増収増益予想や自社株買いを発表した島忠 <8184> が急伸。15年3月期業績予想を上方修正したユアテック <1934> も買われた。14年9月中間期業績予想を上方修正したミマキエンジニアリング <6638> も高い。再生エネ買取制度で政府が地熱発電優遇へ見直し検討と報じられ、鉱研工業 <6297> など地熱発電関連銘柄の一角も人気化した。
米国でエボラ熱の二次感染の可能性が浮上したことを受けて、アゼアス <3161> がストップ高配分されたほか、日本アビオニクス <6946> 、興研 <7963> も上昇するなど感染症関連銘柄も買いが優勢となった。(編集担当:宮川子平)
14日の日経平均株価は前週末比364円04銭安の1万4936円51銭と5日続落し、終値ベースでは8月8日以来の1万5000円割れとなった。
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2014-10-14 15:00