米国企業の決算発表が本格化 本日は金融大手に加えインテルが決算を発表=金山敏之

 米国企業の決算発表がスタートしています。今回の7-9月期は主要企業で6%強の増益が見込まれ、増益率は4-6月期から2ポイント余り縮小するとみられているものの、金融やヘルスケア、素材など10業種中9業種が増益を確保すると予想されています。そうしたなか主要企業で先陣を切って決算を発表した非鉄大手のアルコア(AA)は、アルミ市況の回復を受け、川上事業の収益が改善したことなどから純利益が大幅に改善し、1株利益は市場予想を上回りました。  このように幸先の良いスタートを切った米国企業の決算発表は本日から一段と本格化します。日本時間の今晩には、シティ・グループ(C)やJPモルガン・チェース(JPM)、ウェルズ・ファーゴ(WFC)といった金融大手に加え、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)などが決算を発表する予定です。そして明日の朝には半導体最大手のインテル(INTC)が決算発表を予定しています。大きく下げた米国市場が切り返すきっかけとなるかどうかが注目されます。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
米国企業の決算発表がスタートしています。今回の7-9月期は主要企業で6%強の増益が見込まれ、増益率は4-6月期から2ポイント余り縮小するとみられているものの、金融やヘルスケア、素材など10業種中9業種が増益を確保すると予想されています。
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2014-10-14 17:45