日経平均は73円高で寄り付き、アゼアス、ビックカメラが買われる
15日の日経平均株価は、73円24銭高の1万5009円75銭で寄り付いた。
前日のNYダウは5ドル安と小幅ながら4日続落。原油相場の下落が懸念材料となり、約半年ぶりの安値をつけた。また、為替市場はやや円高・ドル安傾向を示しているものの、日経平均は前日364円安の反動もあり、1万5000円台を回復して取引を開始している。
個別株では、今8月期の純利益4%増を見通したビックカメラ <3048> が急伸。今12月期の3Q営業益が17%増と観測された昭和電工 <4004> や、8月中間期営業利益が2%増となったアークス <9948> も強い動きを見せている。
また、エボラ出血熱の海外での感染拡大が報じられ、関連株のアゼアス <3161> が買い気配でスタート、今8月期は2ケタ増収増益を計画した進和 <7607> や、今3月期の利益予想を上方修正したコネクシオ <9422> も買い気配となっている。
一方、今9月中間期と通期の業績予想を減額した持田製薬 <4534> が大幅安。8月中間期の純利益が過去最高となった東宝 <9602> や、前8月期の期末配当を増額したプラップジャパン <2449> も売りが先行している。今12月期の3Q営業益が7%増と観測されたキヤノン <7751> や、今3月期純利益予想を下方修正した東洋製罐グループホールディングス <5901> も安い。(編集担当:片岡利文)
15日の日経平均株価は、73円24銭高の1万5009円75銭で寄り付いた。
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2014-10-15 08:15