ユーシンは半年ぶり800円台乗せ、マツダ関連で高値更新期待

  スイッチやキーセットなど自動車用部品を手がける、ユーシン <6985> は、7月16日以来、半年ぶりに800円台に乗せている。マツダが昨年来の高値を更新しており、同社に関係の深い自動車部品関連銘柄として短期的に注目したい。ユーシンは、広島に工場があり、マツダの主力中型車『アクセラ』向けに電動ステアリングロックや、ラッチ、ヒーターコントロールなどを納入していることから、マツダに追随する可能性が高まっている。   足元の業績、自動車部門を中心に主要顧客からの受注の回復傾向が続いていることに加え、仏ヴァレオのアクセスメカニズム事業買収が寄与し、2013年11月期業績予想は、売上高1100億円(前年同期比79.9%増)、営業利益40億円(同52.7%増)、経常利益47億円(同2.1倍)、最終損益42億円の黒字(同15億3700万円の赤字)と黒字転換を見込む。   株価は、5月22日につけた昨年来の高値935円から7月31日安値595円まで調整を挟んで10月15日高値803円と上昇。もみ合いを上抜く方向となっている。今期予想PER6倍台・PBR0.69倍と割安感があるほか、14年11月期増収増益が観測されており、見直し余地は広がる。目先900円の上値フシ挑戦が期待されることから、短期的に注目されよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
スイッチやキーセットなど自動車用部品を手がける、ユーシン<6985>(東1)は、7月16日以来、半年ぶりに800円台に乗せている。
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2014-01-13 14:45