高純度化が朝安後にプラス転換、9月中間期は増益予想に転じる

 日本高純度化学 <4973> が反発。15日の寄り付きは小幅安となったが、その後にプラス転換。午前9時58分に23円高(1.0%高)の2275円まで買われている。  同社は14日引け後、今3月期の業績予想を修正し、材料視された。  9月中間期の売上高は従来予想の44億円から50億円8000万円(前年同期比1.3%増)の増収予想となり、営業利益は4億円から6億円(同10.1%増)、純利益は2億8000万円から4億2000万円(同10.5%増)へと修正、どちらも増益予想に転じている。  スマートフォンや車載向けにマイクロコネクター用の硬質金めっきが拡販、メモリ向けのワイヤボンディング用純金めっきの需要拡大なども寄与したという。  通期計画についても、売上高を90億円から96億円(前期比4.4%増)に増額、営業利益を8億6000万円から10億5000万円(同8.2%増)、純利益は5億9000万円から7億2000万円(同7.5%増)に上積みしており、中間期同様、一転しての増収増益予想となっている。(編集担当:片岡利文)
日本高純度化学が反発。15日の寄り付きは小幅安となったが、その後にプラス転換。午前9時58分に23円高(1.0%高)の2275円まで買われている。
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2014-10-15 10:15