昭電工が反発、堅調な今12月期3Q業績が観測される

 昭和電工 <4004> が反発。午前9時26分に5円高(3.8%高)の137円まで買われている。  同社の今12月期の第3四半期業績について、売上高が6500億円程度、営業利益は185億円程度となり、前年同期比で売上高が約5%、営業利益は約17%拡大したもようと、15日付の日本経済新聞が報道。買い材料視された。  記事では半導体製造用途の高純度ガスの出荷が好調となり、ハードディスクの需要も拡大したと観測。アルミニウム事業や石油化学事業の減益をカバーしたと見られる。  同社は7月に今期の通期業績予想を修正しており、売上高は50億円増額し8950億円(前期比5.5%)を計画、営業利益は320億円(23.3%増)を据え置いた一方、純利益は海外アルミニウム精錬会社評価損計上により、120億円から70億円(同22.8%増)に引き下げている。(編集担当:片岡利文)
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2014-10-15 11:00