エクセルはストップ安売り気配、香港子会社で債権取り立て不能か遅延の恐れ

　エクセル <7591> は４００円ストップ安の１５９５円売り気配。１４日引け後、香港で債権の取り立て不能または取り立て遅延の恐れが生じたと発表し、業績への悪影響を懸念した売りが殺到した。 　香港子会社の取引先でタッチパネルの製造や販売を手掛けるＷＩＮＴＥＫ（台湾）が台湾の地方裁判所に会社更生の手続き開始を行ったことで、エクセルは１４年９月中間期において同社に対する売掛金１億３５００万ドル（約１４５億５７００万円）の一部または全部に対して貸倒引当金を設定する可能性があるという。業績予想に変更は生じる場合は速やかに開示するとした。（編集担当：宮川子平）