洋缶HDが連日の年初来安値、業績予想を下方修正

 東洋製罐グループホールディングス <5901> が3日続落。業績修正が嫌気され、前引け直前に34円安の1177円まで下落。連日で年初来安値を更新している。  同社は14日引け後に、今3月期の業績予想を修正。9月中間期予想については、売上高を従来予想の4100億円から4000億円(前年同期比0.5%減)の減収予想に、営業利益は170億円から130億円(同30.0%減)に引き下げた。  また、通期計画は、売上高を7920億円から7800億円(前期比0.7%減)の減収予想に、営業利益を255億円から200億円(同28.2%減)に減額している。  消費増税や夏場の天候不順の影響もあり、飲料容器の販売が計画より減少。また、円安による原材料・エネルギー価格の上昇も響いたという。(編集担当:片岡利文)
東洋製罐グループホールディングスが3日続落。業績修正が嫌気され、前引け直前に34円安の1177円まで下落。連日で年初来安値を更新している。
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2014-10-15 11:45