国内証券がテレビ朝日を「中立」に引き下げ

 テレビ朝日ホールディングス <9409> に対して、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が14日付でレーティングと目標株価を引き下げている。  同リポートでは、テレビ朝日の全日帯視聴率が9月まで11カ月連続で前年同月比マイナスと苦戦していることを注視。視聴率低下の影響で「3Q以降のスポット・タイム売上高は低迷する」と分析している。  このため、従来は2ケタ営業利益増を見込んでいた今3月期の営業利益予想を減額。従来予想の185億円から180億円(会社計画と同水準)に引き下げている。また、来16年3月期の営業利益予想についても、249億円か197億円に大幅下方修正した。  レーティングは「オーバーウェイト(強気)」から「ニュートラル(中立)」に引き下げ。目標株価は2100円から1800円に修正している。  テレビ朝日の株価は寄り付きで31円安の1591円まで下落し、年初来安値を更新。その後はいったん前日終値まで戻したあと、再度売られている。(編集担当:片岡利文)
テレビ朝日ホールディングスに対して、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が14日付でレーティングと目標株価を引き下げている。
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2014-10-15 13:15