【本日注目の通貨ペア】ポンド/円:9月安値を視野に入れつつ

 昨日、英9月消費者物価指数が市場予想を下回ったことから、英国の早期利上げ期待が後退。ポンド/円は急落し、一時170.00円を割り込んだ。本日の東京市場では170円台で推移しているものの、戻りの弱さは否めない。本日発表予定の英9月雇用統計の結果が弱いものとなれば、再度下値を試す展開になるだろう。  市場予想は9月失業率は2.8%、9月失業保険申請件数が3.5万件減、6-8月ILO失業率が6.1%、週平均賃金(3カ月)は前年比+0.7%となっている。インフレ率がなかなか上昇しない中であることから、特に平均賃金には注目が集まりそうだ。  ポンド/円は170円を割り込むと、次のターゲットは9月安値169.351円となる。ここで下げ止まらなければ、3月安値167.774円まで一段と下値余地が切り下がる。169円台は正念場と言えそうだ。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
昨日、英9月消費者物価指数が市場予想を下回ったことから、英国の早期利上げ期待が後退。ポンド/円は急落し、一時170.00円を割り込んだ。本日の東京市場では170円台で推移しているものの、戻りの弱さは否めない。本日発表予定の英9月雇用統計の結果が弱いものとなれば、再度下値を試す展開になるだろう。
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2014-10-15 18:00