【今日のドル円】戻り売り継続か、米指標次第で再度下値を試す可能性

 ドル/円相場は昨日、一時105.189円まで急落したが、すぐに切り返した。しかし、今朝の時点では106円台前半での上値の重さは否めない。8月下旬からの急激なドル高・円安の中で積み上げたドル買いポジションを崩す流れになっており、なかなか買い方に元気が出ない状態だ。  主要国株価が堅調に推移すればある程度の戻りは期待できるが、それでも、欧州経済の減速懸念や、米国についても経済指標が冴えないことが意識される中では一気にリスク許容度が戻るとは考えにくい。仮に本日発表の米経済指標が昨日のように弱めの結果になれば、再度下値を試す流れになると考えられる。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
ドル/円相場は昨日、一時105.189円まで急落したが、すぐに切り返した。しかし、今朝の時点では106円台前半での上値の重さは否めない。8月下旬からの急激なドル高・円安の中で積み上げたドル買いポジションを崩す流れになっており、なかなか買い方に元気が出ない状態だ。
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2014-10-16 09:45