【株式市場】欧米全面安で日経平均急落だが新上場のリクルート好調
16日前場の東京株式市場は、欧州株の全面安を受けてNY株が再び大きく下げたため、日経平均の先物主導で主力株が急落し、日経平均は朝方に一時400円97銭安(1万4672円55銭)まで下げる場面があった。その後は、トヨタ自動車 <7203> などが徐々に値を戻した半面、三菱地所 <8802> などの大手不動産株は一段軟化するなど、値動きが分かれた。
「エボラ出血熱」関連株が軒並み動意を強め、バイオハザード設備を手がける日本エアーテック <6291> とダルトン <7432> (JQS)がストップ高、衛生材料の川本産業 <3604> (東2)やマスクの興研 <7963> (JQS)もストップ高となった。
本日上場となったリクルートホールディングス <6098> は売買開始直後に公開価格3100円を上回る3170円で売買が成立し初値。その後3330円まで上げ、前引けは3305円。
東証1部の出来高概算は14億9588万株、売買代金は1兆3211億円。1部上場1833銘柄のうち、値上がり銘柄数は122銘柄、値下がり銘柄数は1670銘柄となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
日経平均の前引けは1万4736円90銭(336円62銭安)、TOPIXは1197.24ポイント(26.43ポイント安)、出来高概算(東証1部)は14億9588万株。
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2014-10-16 12:15