パルの投資判断を外資系証券が引き下げ
ドイツ証券が15日付で、パル <2726> に対するリポートを発行。目標株価と投資判断を修正している。
同リポートでは、パルの今15年2月期の営業利益予想について、従来見通しの72億円から79億円に再上方修正。会社計画の73億円(前期比21.8%増)を上回ると予想し、3期ぶりの最高益更新を見通している。
この要因としては、パル単体として価格転嫁が順調に進んでいることや、オンラインショップのナイスクラップでは販売の復調や収益管理が徹底されていること、パル子会社では赤字ながらも新ブランドへの先行投資が進んでいることなどを挙げている。
これらを受けて、同証券では目標株価を修正。3300円から3400円に上積みしている。一方、中期の株価上昇により達成感が出てきたことから、投資判断は「バイ(買い)」から「ホールド(中立)」引き下げ。ただし、「中期成長力が想定以上高まれば再評価も可能」とコメントしている。
パルの16日の株価は、投資判断の引き下げが嫌気され、大きく売られて推移。午後1時12分には218円安(7.4%)の2902円まで下落している。(編集担当:片岡利文)
ドイツ証券が15日付で、パルに対するリポートを発行。目標株価と投資判断を修正している。
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2014-10-16 13:15