【どう見るNYダウと日経平均】短期で8~10%下げ目先底打ち感

■日本は9月期の好調銘柄を買う展開へ   NYダウと日経平均が大きく下げている。NYダウは15日に1万5855ドルまで突っ込み、日経平均は16日(木)、1万4672円まで下げ8月11日以来、2ヶ月ぶりに1万5000円台を割り込んだ。   IMFが世界経済の成長率を下方修正したことにエボラ出血熱感染者がアメリカで見つかり拡大が懸念されることが響いた。今は好調なアメリカ景気の先行きに影響が心配されている。   NYダウは高値1万7350ドル(9月19日)からの下落率が8.6%。これに対し日経平均は10.3%の下落率で下げが大きい。やはり、足元での景気の強さの差が出ているようだ。   日本は4月の消費税引上げの影響が予想されていたものの、対策がなく様子見だったことが響いている。上場企業の業績が良かったことが、マクロ経済に対する対策遅れとなったようで、先進国から「期待外れ」と指摘されたことにも現れている。   ただ、日米とも短期間に8~10%の大きい下げとなっていることから、先行き展開はともかく短期的には底打ちは近いとみていいだろう。とくに、NYダウは15日、非常に「長い下ヒゲ足」をつけチャート面でも底打ちの形となっている。   日経平均も1万5000円我で底打ちとみられ、これから9月中間決算の好調銘柄を買う展開が予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
NYダウと日経平均が大きく下げている。NYダウは15日に1万5855ドルまで突っ込み、日経平均は16日(木)、1万4672円まで下げ8月11日以来、2ヶ月ぶりに1万5000円台を割り込んだ。
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2014-10-16 15:30