日伸銅が9月中間期・通期予想をともに最終赤字に修正

 16日引け後、日本伸銅 <5753> が今3月期の業績予想の修正を発表した。  9月中間期予想については、売上高を従来予想の84億円から78億6000万円(前年同期比33.3%増)に引き下げ。営業利益は1億3000万円から1300万円(前年同期は2億8600万円の赤字)に大幅減額した。最終損益は9000万円の黒字から5億円の赤字(同2億8100万円の赤字)に引き下げられた。  主要品目である黄銅棒の販売が計画を下回ったことや、すでに発表済である所有遊休地の譲渡による特別損失の計上などが修正要因となっている。  通期予想も下方修正しており、売上高を170億円から158億円(前期比19.1%増)に減額。営業損益は3億円の黒字から3000万円の赤字(前期は2億9600万円の赤字)に、最終損益は2億2000万円の黒字から5億7000万円の赤字(同3億3200万円の赤字)に変更。最終赤字が拡大している。  また、未定としていた中間期と期末の配当予想については、無配の予想に修正した。  日伸銅の16日の終値は、1円安の125円となっている。(編集担当:片岡利文)
16日引け後、日本伸銅が今3月期の業績予想の修正を発表した。
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2014-10-16 21:30