バリュエーションで割安感が顕著な主力銘柄は=金山敏之
株式市場が調整色を強めています。9月下旬には16,300円台を付け昨年末の高値を更新した日経平均ですが、世界経済の減速懸念やエボラ出血熱の感染拡大懸念などから米国市場が大きく下落するなか、一時は110円台を付けたドル円が105円台を付けるなど円高が進んだこともあって大きく下げています。米国市場が下げ止まらないことから日本市場も下値模索の展開となっています。
そうしたなかPER(株価収益率)でみたバリュエーションで割安感が顕著となってきた銘柄も増えています。そこで今回はコンセンサス予想のEPSでPERが10倍割れとなっているものをTOPIX100採用の主力銘柄のなかからピックアップしてみました。日産 <7201> やトヨタ <7203> 、ホンダ <7267> 、富士重工業 <7270> などでは、会社予想で計算したPERは10倍を上回るものの、コンセンサス予想では10倍を下回る水準となっています。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
PER(株価収益率)でみたバリュエーションで割安感が顕著となってきた銘柄も増えています。そこで今回はコンセンサス予想のEPSでPERが10倍割れとなっているものをTOPIX100採用の主力銘柄のなかからピックアップしてみました。
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2014-10-16 17:00