韓国の中国人観光客 ショッピングで「高級ブランド品離れ」か=韓国華字メディア

韓国メディア・亜州経済の中国語版は12日、中国の国慶節期間に韓国を訪れた中国人観光客によるショッピングの傾向に変化が見られたとする記事を掲載した。
記事は、今月1日から7日間にわたった国慶節期間中に韓国を訪れた中国人観光客が約16万4000人、消費額は計3億7000万米ドル(約396億円)にのぼったと紹介した。
そのうえで、ロッテ免税店が中国人客のショッピングについて「ファッション、装飾品、化粧品、電子製品などが大きく売り上げを伸ばした。中国人客の好みは依然として輸入の高価格製品が主体ではあるものの、コストパフォーマンスを重視する傾向がより顕著になっている」とコメントしたことを伝えた。
また、1人あたりの平均購入金額が2012年の100万ウォン(約10万円)から今年は65万ウォン(約6万5000円)にまで減少したことや、購入品の割合でブランド品が昨年に比べて減少する一方、男女のファッション品、化粧品そして食品の割合が顕著に増加したとした。
そして、ロッテデパートの販売部長が「昨年10月に中国で旅行法が施行されていこう、団体客が減って個人客が増加した。より多くの中国人観光客が個人の好みでブランドを選ぶようになった。以前は高級ブランドや化粧品、女性の正装などが好まれていたが、最近はさまざまな商品に分散するようになった」と話したことを伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)Kitz Stocker/123RF.COM)
韓国メディア・亜州経済の中国語版は12日、中国の国慶節期間に韓国を訪れた中国人観光客によるショッピングの傾向に変化が見られたとする記事を掲載した。(イメージ写真提供:(C)Kitz Stocker/123RF.COM)
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2014-10-16 17:45