韓国企業の技術が数多く採用された「ｉＰｈｏｎｅ　６　Ｐｌｕｓ」＝中国メディア

　中国メディアの威鋒網は１６日、韓国メディアが米アップル社の最新スマートフォン「ｉＰｈｏｎｅ　６　Ｐｌｕｓ」には韓国企業の技術が数多く使われていると報じたことを紹介した。 　ｉＰｈｏｎｅ　６　Ｐｌｕｓは、アップルとして初めて５．５インチの大型ディスプレイを搭載したスマートフォンだ。記事は、韓国メディアの報道を引用したうえで、ｉＰｈｏｎｅ　６　Ｐｌｕｓは韓国のＬＧ　Ｄｉｓｐｌａｙがサプライヤーになっていることを紹介したうえで、カメラや手ブレ補正技術もＬＧが提供していると紹介。 　さらに、ＬＧのフラッグシップモデルである「ＬＧ　Ｇ３」の強みがディスプレイとカメラおよび手ぶれ補正技術であるとし、韓国メディアが「ＬＧの技術が採用されたｉＰｈｏｎｅ ６ Ｐｌｕｓの存在は、ＬＧ Ｇ３の評価を高めることになる」と報じたことを紹介した。 　また記事は、アップルにとって重要なサプライヤーの１社だった韓国のサムスン電子について、「アップルとサムスンの競争が激化したことで、アップルはサムスンからの部品調達を減らしている」とする一方、サムスンからの依存脱却を試みている最中のアップルが、今度はＬＧへの偏重を開始したようだと伝えた。（編集担当：村山健二）（イメージ写真提供：（Ｃ）adrianhancu／１２３ＲＦ．ＣＯＭ）