【今日の言葉】8%と10%の差

  『8%と10%の差』=10月に入って、NYダウと日経平均は共に高値から大きく下げている。しかし、その下落率にはかなりの差がみられる。NYダウが8.6%の下落率であるのに対し日経平均は13.3%と大きい下げ率となっている。なぜだろう。   背景には足元の「景気力」に違いがあるようだ。超金融緩和をこの10月で終えるほど堅調なアメリカ景気に対し、日本は4~6月のGDPがマイナス7.1%と落ち込んでいる。   「日本は、消費税の影響で落ちることは分かっていたが想定より大きい。それに対し手がほんど打たれていない。日米の政策スピード感に大きい違いがある」(中堅証券)。   つまり、「景気力」の差と、「政策力」の差ということのようだ。目玉の女性活用政策においては、女性大臣の力不足が目立ち肝心の景気対策審議が進んでいない。8%と10%の差は思った以上に厳しい問題を含んでいるようだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
『8%と10%の差』=10月に入って、NYダウと日経平均は共に高値から大きく下げている。しかし、その下落率にはかなりの差がみられる。
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2014-10-17 12:45