東製鉄、14年9月中間期は営業益8.4倍、通期見通しを再上方修正

 東京製鉄 <5423> は17日引け後、14年9月中間期の決算を発表し、同時に15年3月期(通期)業績予想を上方修正した。  中間期の売上高は前年同期比36.2%増の840億4400万円、営業利益は同8.4倍の58億6300万円、純利益は同6.4倍の55億9800万円だった。主原料の鉄スクラップの購入価格が想定を下回ったことで採算が改善し、宇都宮工場で発生した火災事故による損失も吸収した。  通期業績予想は、売上高を1575億円から1600億円(前期比15.1%増)、営業利益を100億円(同4.1倍)、純利益を90億円(同3.9倍)に引き上げた。国内の鋼材市況は下期も堅調な推移を見込んでいる。今期業績予想の上方修正は2度目。  17日終値は2円安の558円。(編集担当:宮川子平)
東京製鉄(5423)は17日引け後、14年9月中間期の決算を発表し、同時に15年3月期(通期)業績予想を上方修正した。
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2014-10-20 06:00