[ベトナム株]国際協力銀行、玉田工業に630万USD協調融資

  株式会社国際協力銀行(JBIC、東京都千代田区)は15日、「海外展開支援融資ファシリティ」の一環として、玉田工業株式会社(石川県金沢市)との間で、融資金額630万USD(約6億6800万円、JBIC分)を限度とする貸付契約を締結した。同融資は、株式会社三菱東京UFJ銀行(東京都千代田区)及び株式会社北國銀行(石川県金沢市)との協調融資によるもので、融資総額は900万USD(9億5400万円)相当。   同融資は、玉田工業100%出資のベトナム現地法人TAMADA VIETNAM COMPANY LIMITED(TKV)がベトナムで展開する石油備蓄用地下タンクなどの製造・販売事業に必要な資金を融資するもの。   玉田工業は、石油備蓄用地下タンクなどの製造・販売を手掛ける中小企業。ベトナムでは、モータリゼーションの進展に伴う給油所の増加や環境配慮に対する意識の向上を背景に、安全性の高い石油備蓄用地下タンクの需要拡大が見込まれている。こうした中、同社は2014年2月に設立したTKVを通じて、ベトナム地下タンク市場シェアの取り込みを目指す。   JBICによる同融資は、玉田工業の海外事業展開への支援を通じて、日本産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものと期待されている。(情報提供:VERAC)
国際協力銀行(JBIC、東京都千代田区)は15日、「海外展開支援融資ファシリティ」の一環として、玉田工業株式会社(石川県金沢市)との間で、融資金額630万USD(約6億6800万円、JBIC分)を限度とする貸付契約を締結した。
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2014-10-17 17:45