大塚HDが買われる、4―9月期営業益は過去最高との観測
大塚ホールディングス <4578> が急反発。前場に166.5円高の3728円まで買われている。
同社の今12月期の4―9月期業績において、営業利益が前年同期比16%増の1300億円と従来予想の1200億円(前年同期比7.4%増)を超過したもようと、20日付日本経済新聞が報道。過去最高益を更新したとの見通しが好感されている。
売上高も従来予想の7950億円(前年同期比13.7%増)を上回ったとみられる。
15年4月に米国で特許が切れる統合失調症治療薬「エビリファイ」が、今期は米国販売が好調に推移しており、値上げの効果や営業強化が寄与したほか、為替の円安効果も業績拡大に結び付いたもようだ。
同社は今期から決算期を12月に変更し、今期は変則9カ月決算となる。今期業績は売上高が1兆2000億円、営業利益は1900億円を見通しており、上方修正の可能性も指摘されている。(編集担当:片岡利文)
大塚ホールディングスが急反発。前場に166.5円高の3728円まで買われている。
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2014-10-20 13:00