【本日注目の通貨ペア】豪ドル/円:中国経済指標もポイントに
豪ドル/円は先週末の欧州・米国市場でリスク回避ムードが後退したことを好感し、本日は窓をあけて上昇。堅調なアジア株を受けて大きく反発し、一時94円台を回復した。これにより、上値余地は200日移動平均線(執筆時点:94.601円)辺りまで拡大したとみられるが、このまま上昇基調に入れるかどうかは微妙なところだ。実際、東京市場終盤には94円を再び割り込む様子も見せており、現時点の上伸力はさほど強くはない。本日は材料難でもある。
ただし、明日は豪中銀(RBA)の理事会議事録や、中国の主要経済指標が発表される。政策変更期待が薄いRBA議事録よりは、中国の経済指標の方が注目度が高そうだ。これらの結果が市場予想よりも良好であれば、豪ドル/円が200日線突破も視野に入る。なお、市場予想では、中国第3四半期GDPは前年比+7.2%、9月小売売上高が前年比+11.7%、9月鉱工業生産は前年比+7.5%となっている。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
豪ドル/円は先週末の欧州・米国市場でリスク回避ムードが後退したことを好感し、本日は窓をあけて上昇。堅調なアジア株を受けて大きく反発し、一時94円台を回復した。これにより、上値余地は200日移動平均線(執筆時点:94.601円)辺りまで拡大したとみられるが、このまま上昇基調に入れるかどうかは微妙なところだ。
economic,gaitamedotcom,fxExchange
2014-10-20 18:00