日経平均は4円高で寄り付き後に下げ転換、安川電が買い気配
21日の日経平均株価は、4円06銭高の1万5115円29銭で寄り付いた。
前日のNYダウは19ドル高と小幅続伸。IBMの決算が予想を下回った一方、アップルが好決算を発表している。為替市場は小幅に円高が進んでおり、日経平均は小幅高で寄り付いたものの、前日578円高の反動もありすぐにマイナスに転じている。
個別株では、業績予想を上方修正し配当金も上積みした安川電機 <6506> が買い気配でスタート。「アビガン錠」の追加生産を発表した富士フイルムホールディングス <4901> や、9月中間期が増収増益予想に転じるエヌアイシ・オートテック <5742> 、9月中間期利益予想を上方修正した日本マニュファクチャリングサービス <2162> も買い気配となっている。
また、アップルの好決算を受けて、村田製作所 <6981> やアルプス電気 <6770> 、イビデン <4062> などが買われている。
一方、2Qに約160億円の特別損失を計上する日本製鋼所 <5631> は売り気配でスタート。今3月期の業績予想を減額修正したメルコホールディングス <6676> 、9月中間期の純利益が7%増だったKOA <6999> も売り気配となった。(編集担当:片岡利文)
21日の日経平均株価は、4円06銭高の1万5115円29銭で寄り付いた。
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2014-10-21 08:15