メルコが急反落し16%安、今3月期の通期計画を減額修正

 メルコホールディングス <6676> が急反落。午前9時18分に293円安(16.1%安)の1525円まで売られている。  同社は20日引け後、今3月期の業績予想を下方修正し、売り要因となった。売上高は従来予想の900億円から830億円(前期比18.0%減)に減額し、営業利益は50億円から30億円(同6.7%増)に引き下げている。  PC関連機器において、消費増税の駆け込み需要の反動減が7月以降に顕在化。夏場の天候不順による個人消費の落ち込みも影響しており、下期も厳しさが続くと見込んだことから、通期予想を修正したという。  同社の9月中間期業績は、売上高が前年同期比18.5%の384億9200万円、営業利益は前年同期の3.2倍となる13億2800円で着地した。従来予想に対して売上高は25億円超の未達となったが、営業利益は若干の上積みとなっている。  メルコの年初来安値は、1月6日に付けた1355円。(編集担当:片岡利文)
メルコホールディングスが急反落。午前9時18分に293円安(16.1%安)の1525円まで売られている。
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2014-10-21 09:30