日製鋼は年初来安値、風力発電機の不具合で特損160億円を計上

 日本製鋼所 <5631> が前週17日に付けた年初来安値を366円を更新。午前9時9分に、29円安(7.6%安)の353円まで売られている。  同社は20日引け後、今3月期第2四半期における特別損失の計上についてリリースし、下落要因となった。  同社製の風力発電機「J82―2.0」において、特定部品に不具合が発生したことから、この対応により160億円程度の特別損失を第2四半期に計上する。  中間期・通期業績の修正については精査中としており、確定次第速やかに開示するとしている。同社の9月中間期の従来予想は、売上高920億円(前年同期比8.9%増)、営業利益40億円(同67.8%増)、純利益は30億円(同68.6%増)を計画。中間期決算は11月4日に発表を予定している。(編集担当:片岡利文)
日本製鋼所が前週17日に付けた年初来安値を366円を更新。午前9時9分に、29円安(7.6%安)の353円まで売られている。
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2014-10-21 09:45