ユニ・チャームは成長性は不変、買い場が到来
ユニ・チャーム <8113> が絶好の買いポジションに位置している。昨年12月に証券会社がレーティング、及び目標株価を引き下げたことをきっかけに調整場面入りしていた。しかし、昨年12月26日に5720円で底値を叩き、その後のリバウンドを経てここにきてダブル底を形成、典型的な底入れパターンとなってきている。
中国紙オムツの売上げ伸び悩みがレーティング下げの要因として指摘されているが、中国共産党の「一人っ子政策」の転換により、今後ベビー用品関連の需要拡大が想定されており、中期的な伸び率確保の見通しに変更はない。実際、高機能紙おむつの需要開拓を目指し、3年後には中国の売上高1兆円を目指している。また、インドで今年度中に子供用おむつと生理用品の工場を建設する予定にある。
さらに、乳幼児用紙おむつをブラジルで生産する。来春からサンパウロ州の自社工場での生産を始め、スーパーなど1000店以上で富裕層や中間層向けに販売する模様だ。事業地域を今後の成長が見込まれる中南米にも拡大し、世界シェアを2016年度までに現在の8%を10%に高める方針だ。
今2014年3月期の営業利益は700億円と、前期比18%増の700億円が見込まれている。史上最高の利益となる。あえてここで株価が調整を入れる要因は見当たらない。リズム上の調整に入っているここは買い場到来と捉えたい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
ユニ・チャーム<8113>(東1)が絶好の買いポジションに位置している。昨年12月に証券会社がレーティング、及び目標株価を引き下げたことをきっかけに調整場面入りしていた。
economic
2014-01-14 10:30