長谷工は堅調、15年3月期業績の計画上ブレ報道を買い材料視

 長谷工コーポレーション <1808> は続伸し、午前9時7分に48円高(6.23%高)の818円を付けた。  15年3月期の営業利益が前期比28%増の370億円程度になりそうだと21日付日本経済新聞が報じたことが買い材料視された。8月時点で会社側が見込んだ330億円を40億円程度上回る。報道によると東北の復興工事など工事案件が豊富で他のゼネコンがマンションの受注を手控えるなか、マンション建設に特化した同社は首都圏でシェアを高めた。  採算の悪い案件を受けないなど受注時の選別を厳しくしたことで利益率が改善する見通しで、営業利益は大手ゼネコンの大林組 <1802> (8月の時点で通期営業利益予想は350億円)や鹿島 <1812> (同280億円)を上回る水準になるという。(編集担当:宮川子平)
長谷工コーポレーションは続伸し、午前9時7分に48円高(6.23%高)の818円を付けた。
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2014-10-21 10:00