【株式市場】中国GDP伝わり全般は反落幅を広げたが新規上場のGMOリサーチは好調
◆日経平均の前引けは1万4804円28銭(306円95銭安)、TOPIXは1205.36ポイント(18.98ポイント安)、出来高概算(東証1部)は22億5566万株
21日後場の東京株式市場は、中国の7~9月のGDP(国内総生産)が5年半ぶりの低水準と伝えられ、トヨタ自動車 <7203> が6000円を割り込んで始まるなど、模様ながめの強い展開となった。日経平均は前引けの109円安からいきなり200円安前後で始まり、14時過ぎに一時349円39銭安(1万4761円84銭)まで下げる場面があった。
中で、前場に自社株買いを発表したチヨダ <8185> が後場も大きく出直ったまま堅調となり、前引け後にインフルエンザウイルス抗体の作製を発表したカイオム・バイオサイエンス <4583> (東マ)は急伸ストップ高、14時に業績予想の増額を発表したフジ住宅 <8860> や丸藤シートパイル <8046> (東2)も急動意。フィックスターズ <3687> (東マ)は前週の配当予想の増額などを引き続き好感して出直りを継続。SmartEbook.com <2330> (JQS)は「iPad(アイパッド)」新モデルの発売を控えて電子書籍拡大に期待とされてストップ高の連日高値となった。
本日新規上場のGMOリサーチ <3695> (東マ)はインターネット調査支援などを行い、前後場とも気配値のまま売買が成立せず、公開価格2100円に対し、本日の気配値での上限になる4830円の買い気配となった。
東証1部の出来高概算は22億5566万株(前引けは10億3516万株)、売買代金は2兆412億円(同8914億円)。1部上場1833銘柄のうち、値上がり銘柄数は209(同499)銘柄、値下がり銘柄数は1574(同1208)銘柄。
また、東証33業種別指数は全業種が値下がりし(前引けは5業種が値上がり)、値下がり率の小さい業種は、水産・農林、空運、ゴム製品、電力・ガス、その他製品、金属製品、海運、食料品、証券・商品先物、不動産、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
日経平均の前引けは1万4804円28銭(306円95銭安)、TOPIXは1205.36ポイント(18.98ポイント安)、出来高概算(東証1部)は22億5566万株。
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2014-10-21 15:45