移動平均からのかい離が大きくて売られすぎ感の強い銘柄は=金山敏之
9月下旬には16,300円台を付け昨年末の高値を更新した日経平均ですが、世界経済の減速懸念やエボラ出血熱の感染拡大懸念などから米国市場が大きく下落するなか、一時は110円台を付けたドル円が105円台を付けるなど円高が進んだこともあって大きく下げました。しかし、先週末の米国市場でダウ平均が260ドル以上も上昇したこともあって昨日の日経平均は大幅高から15,000円の節目を回復しました。
このように昨日は大きく反発した日本市場ですが、先週まで大幅に調整していたこともあって昨日時点でも25日移動平均とのかい離が一般的に買いのサインといわれるマイナス10%を超えている銘柄もあります。そこで今回はTOPIX500採用銘柄を対象に25日移動平均からのかい離がマイナス10%以下で、かつRSI、ストキャスティックスが30%以下の銘柄をピックアップしてみました。なかにはイビデン <4062> やワコム <6727> 、ジャパンディスプレイ <6740> 、住友商事 <8053> のように業績の下方修正を行った銘柄も含まれ、ジャパンディスプレイでは特に移動平均とのかい離が大きくなっています。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
今回はTOPIX500採用銘柄を対象に25日移動平均からのかい離がマイナス10%以下で、かつRSI、ストキャスティックスが30%以下の銘柄をピックアップしてみました。
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2014-10-21 17:30