日経平均は233円高スタート、欧米株高を好感
22日の日経平均株価は前日比233円91銭高の1万5038円19銭で寄り付き、その後は上げ幅を300円超に拡大する場面もみられた。ECB(欧州中央銀行)による追加金融緩和観測や市場予想を上回る米経済指標が好感されて前日の欧米株が急伸し、東京市場でも流れを引き継いだ。ドル・円が一時107円台を回復したことも日本株の支援材料。
個別では、14年9月中間期の利益予想を上方修正した大林組 <1802> が買い気配で始まり、大成建設 <1801> 、鹿島 <1812> など他のゼネコン株も高い。4―9月期で営業利益2割増と報じられた富士フイルムホールディングス <4901> も上昇している。15年3月期業績予想を上方修正したNOK <7240> なども堅調。業績および配当予想を上方修正したエレマテック <2715> も物色された。
半面、株主優待制度を変更したキャンドゥ <2698> は売りが先行した。14年9月中間期業績予想を下方修正したコア <2359> も急落している。(編集担当:宮川子平)
22日の日経平均株価は前日比233円91銭高の1万5038円19銭で寄り付いた。
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2014-10-22 09:15