三井松島が軟調、介護事業など新事業展開にも反応薄
三井松島産業 <1518> が軟調。朝方に6円安の158円まで売られたが、その後は徐々に下げ幅を縮小している。
10日引け後、事業展開に関する3つの開示を行ったものの、相場全体の下げにツレ安したほか、先行投資額や将来的な収益性などが懸念され、売りが先行したもようだ。
介護事業への進出では、介護事業運営会社を設立しサービスつき高齢者向け住宅を福岡県福岡市に2棟建設すると発表。2014年の10月・11月に事業を開始する計画とした。投資額は合計で約8億2000万円を予定している。
また、三井松島は投資ファンドから日本ストローの全株を取得、子会社化することも発表した。日本ストローは圧縮ストローを開発、飲料業界などで圧倒的なシェアを有する企業。取得価額は31億円となる。
さらに、同社はこれまで展開してきた建機材事業(キッチンカウンター、木製家具などの備付け事業)を会社分割し、コンフォート社に経営譲渡することも発表した。
3件において、三井松島の今3月期業績に与える影響は軽微としている。(編集担当:片岡利文)
三井松島産業が軟調。朝方に6円安の158円まで売られたが、、その後は徐々に下げ幅を縮小している。
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2014-01-14 10:45