日本の不動産に触手を伸ばす世界の華人=日本華字メディア

 中国メディアの中国新聞社は21日、日本の華字紙の「中文導報」を引用し、世界各地の華人が東京や大阪の不動産を購入していると伝えた。  記事は、2014年2月から東京、大阪の不動産価格が上昇を始めたと紹介したうえで、今後3年間で東京、大阪の中心部の不動産価格は30%ほど上昇する見込みと指摘。さらに、新築不動産の投資収益率は5%を超え、中古不動産の場合は10%を超えることもあるとし、関係者の発言として「日本の不動産を底値で買う機会が到来した」と紹介した。  続けて、世界各地に住む華人は日本の不動産に訪れたチャンスを鋭く観察していたとし、「華人らの間で訪日したうえで不動産を購入するブームが起きつつある」と報じた。  さらに中国系の不動産会社の関係者の発言を引用し、「東京五輪の開催が決定して以来、日本在住の華人だけでなく、中国在住の中国人の間で日本の不動産を購入する動きが増えた」と指摘。また、香港や台湾のほか、世界各地の華人も日本の不動産を購入していると伝えた。  また記事は、購入した不動産には貸し出しなどの各種管理が必要となるため、華人向けの不動産管理会社も登場していると紹介。華人による日本の不動産投資が増えるに連れ、華人向け管理会社も発展しつつあると論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)ziggymars/123RF.COM)
中国メディアの中国新聞社は21日、日本の華字紙・中文導報を引用し、世界各地の華人が東京や大阪の不動産を購入していると伝えた。(イメージ写真提供:(C)ziggymars/123RF.COM)
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2014-10-22 09:15