大林組が利益予想の増額で急伸、ゼネコン株は軒並み高

 大林組 <1802> が急反発。午前9時16分に39円高(5.8%高)の717円まで買われている。  同社は21日引け後、今3月期の9月中間期利益予想を上方修正し、好感された。  売上高は従来予想の8300億円から8110億円(前年同期比12.1%増)に減額したものの、完成工事総利益の増加や一般管理費の減少により、営業利益は120億円から168億円(同99.7%増)に大幅増額。また、為替差益の発生もあり、純利益は90億円から141億円(前年同期の2.2倍)に上積みした。  中間期配当は従来予想の4円(前年同期と同水準)を据え置いており、通期の業績予想については中間期決算の発表時に公表する予定としている。  また、大林組の業績修正に刺激を受け、大成建設 <1801> 、鹿島 <1812> 、清水建設 <1803> など他のゼネコン株も22日前場に大きく上昇している。(編集担当:片岡利文)
大林組が急反発。午前9時16分に39円高(5.8%高)の717円まで買われている。
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2014-10-22 09:45