【今日のドル円】米CPIの結果には注意、利上げ時期の思惑関心高い

 昨日のドル/円は、欧州中銀(ECB)の追加緩和観測を手掛かりに欧米株式市場が切り返し、米長期金利が上昇する中でアジア市場中の下げ幅を消す展開となった。ドル/円相場に主体性が見られない中、本日は引き続き107.00円を挟んでの取引に終始する公算が大きいと見ている。ただ、上昇した場合は、10月15日に頭を押さえられた107.50円のラインを突破するか注目したい。  ここを突破すると、20日移動平均線(執筆時点:107.928円)辺りまで上昇余地が拡大しよう。なお、本日は米9月消費者物価指数が発表される(21時30分)。米国の利上げ時期の思惑に絡んでくる同指標は市場関係者の関心が高い。市場予想から広めの乖離が出る結果となれば、発表のタイミングでドル/円が急に動くこともあり得る。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
昨日のドル/円は、欧州中銀(ECB)の追加緩和観測を手掛かりに欧米株式市場が切り返し、米長期金利が上昇する中でアジア市場中の下げ幅を消す展開となった。ドル/円相場に主体性が見られない中、本日は引き続き107.00円を挟んでの取引に終始する公算が大きいと見ている。ただ、上昇した場合は、10月15日に頭を押さえられた107.50円のラインを突破するか注目したい。
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2014-10-22 10:00