ジャパンインベストメントアドバイザーは2Q好決算を見直して直近IPO株人気を拡大させて3連騰

  ジャパンインベストメントアドバイザー(JIA) <7172> は、寄り付きの買い気配から840円高の6920円まで買い進まれて3日続伸している。ストップ高ペースで、東証マザーズの値上がり率ランキングのトップ5にランクインする人気となっている。今12月期第2四半期(2Q)累計業績の順調な利益進捗率を見直し直近IPO(新規株式公開)株人気を高めて買い増勢となっている。今年9月11日のIPO以来、再三再四にわたりストップ高を演じている急伸特性の再現期待も高めている。 ■航空機・コンテナのリース物件の引き合いが強く潜在的な案件数は豊富   同社は、航空機や海上輸送用コンテナのオペレーティング・リース事業を中核事業としており、航空機やコンテナのリース物件は、価格安定性が高く流動性が高いことを特長とし、顧客からの引き合いが途絶えることなく続き、潜在的な案件数が豊富なことから業績も好調に推移している。今12月期業績は、売り上げ10億2700万円(前期比97.5%増)、経常利益4億7400万円(同78.1%増)、純利益2億8400万円(同61.4%増)と大幅増益を予想している。   このうちIPO時に公表した今期2Q累計業績は、四半期決算が初作成となるため前年同期比較はないが、売り上げ5億1100万円、経常利益2億6300万円、純利益1億6000万円で着地し、12月通期業績対比の進捗利率は、売り上げで約50%、経常利益で55%、純利益で56%と順調に推移した。   2Qでは、コンテナ・リースが2件組成、2件完売、航空機リースが4件組成、3件完売、太陽光発電ファンドが1件組成、1件完売と引き続き好調をキープし、新規ビジネスのマッチング契約先も、地方銀行2行、証券会社2社、地銀系ノンバンク2社などと増加し、投資家層の拡大や資金調達枠の拡大をバランス良く図ったことなどが要因となった。   オペレーティング・リース事業は、矢野経済研究所のレポートでは、航空機が、2012年度の1523億円が2016年度には2195億円、コンテナが、同じく103億円から205億円と高成長が予測されており、こうした市場規模の拡大のなか今後も同社の高成長、好業績が続くことが有力となる。 ■2番底から3分の1戻しをクリアし半値戻し・全値戻しと加速   株価は、公開価格2550円でIPOされ上場初日は買い気配のまま推移し、上場2日目に5770円で初値をつけて即ストップ高、7000円高値まで買い進まれ、上場来安値4390円まで調整したが、好実態評価で3日連続のストップ高を交えて上場来高値8790円と買い上げられ、公開価格比3.4倍の大化けを演じた。同最高値からは世界同時株安の波及で5260円まで調整、同安値で2番底を確認、きょうの3連騰で調整幅の3分の1戻しを達成しており、半値戻し、全値戻しへ加速しよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
ジャパンインベストメントアドバイザー(JIA)<7172>は、寄り付きの買い気配から840円高の6920円まで買い進まれて3日続伸している。
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2014-10-22 10:15