フジッコは急反発、中間期業績予想を上方修正
フジッコ <2908> は急反発し、午前10時17分には82円高(5.43%高)の1590円を付けた。21日引け後に発表した14年9月中間期利益予想の上方修正が好感された。
売上高は273億5000万円から270億円(前年同期比1.5%増)に減額したが、営業利益を13億円から16億7000万円(同16.1%増)に引き上げ、営業増益予想に転換。純利益も9億円から12億円(同75.4%増)に上方修正した。
消費税率引き上げに伴い消費の回復が期待通りに進まず売上高は計画未達となったが、生産設備における合理化や更新投資で生産性が向上したため、売上原価が想定を下回った。ただ、予定していた広告宣伝を第3四半期以降に変更したことも一因になったため、15年3月期業績予想は修正していない。諸資材価格や物流コストの上昇懸念も据え置いた理由にあげている。(編集担当:宮川子平)
フジッコは急反発し、午前10時17分には82円高(5.43%高)の1590円を付けた。
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2014-10-22 10:45