ダイセキは反落、大和証が投資判断を「中立」に引き下げ

 ダイセキ <9793> は反落し、朝方には185円安(8.67%安)の1950円を付ける場面があった。  前週末10日は14年2月期業績予想の上方修正を材料に年初来高値を更新したが、きょうは地合い悪化もあって利益確定売りが先行した。大和証券が10日付で投資判断を「2(アウトパフォーム)」から「3(中立)」に引き下げたことも株価の重しになっているようだ。大和証券による目標株価は2080円。  ダイセキが業績予想を上方修正した理由について、大和証券は「ダイセキ環境ソリューション <1712> の好調によるもの」との見解を示しており、主力の単体はエレクトロニクス関連を中心に想定よりも需要が軟調と指摘。再生重油市況の改善やコスト削減策などの増益要因は継続するとみたが、来期の業績回復感は鈍くなると予想した。(編集担当:宮川子平)
ダイセキは反落し、朝方には185円安(8.67%安)の1950円を付ける場面があった。
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2014-01-14 11:00