日本触媒が反発、紙おむつ材料の好調で業績上ブレ観測

 日本触媒 <4114> が前場に56円高(4.9%高)の1193円まで上昇した。  同社の今3月期9月中間期業績において、売上高が会社計画を約10億円上回る1780億円、経常利益も約10億円上ブレし、115億円程度に拡大したもようと、22日付の日本経済新聞が報じている。  市場コンセンサスとの比較でも、売上高が20億円、経常利益は7億5000万円程度超過する見通しとなる。  姫路製造所が今年2月に完全復旧したことで、成長分野である高吸水性樹脂やアクリル酸の販売が拡大。中国などの紙おむつ需要の増加に対応したほか、値上げの浸透も寄与したとみられる。  純利益は70億円と観測しており、会社計画と同水準、市場予想よりも1億5000万円程度下回るという。(編集担当:片岡利文)
日本触媒が前場に56円高(4.9%高)の1193円まで上昇した。
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2014-10-22 12:30