住友化が反発、中間期の純利益は一転増益予想に

 住友化学 <4005> が反発。前場に21円高(6.1%高)の363円まで上昇している。  同社は21日引け後に今3月期の9月中間期業績予想を修正。売上高は従来予想の1兆1100億円から1兆1280億円(前年同期比7.3%増)に、営業利益は350億円から360億円(同22.3%減)に増額し、純利益は100億円から220億円(同76.7%増)へと増益予想に転じ、買い要因となった。  石油化学や基礎科学において市況が上昇し、出荷も増加。情報電子化学や健康・農業関連事業の不振をカバーしたという。また、為替の円安進行による為替差益や、遊休資産や投資有価証券の早期売却なども寄与している。  通期計画は「精査中」としており、10月31日の中間期決算発表時に説明する予定となる。(編集担当:片岡利文)
住友化学が反発。前場に21円高(6.1%高)の363円まで上昇している。
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2014-10-22 13:15