日経平均は391円高と急反発、引けにかけて一段高
22日の日経平均株価は前日比391円49銭高の1万5195円77銭と急反発し、ほぼ高値引け。欧米株高が好感されて買いが流入し、日経平均は前日の下げ(306円安)を取り戻した。朝方の買いが一巡するといったん伸び悩んだが、ドル・円が後場から持ち直したことや中国株の上昇が支えになり、後場は先物主導で上げ基調を強めた。
東証業種別株価指数では全33業種が上昇し、海運株、建設株、空運株が値上がり率上位。個別では、14年9月中間期の利益予想を上方修正した大林組 <1802> が堅調に推移し、ほかのゼネコン株にも買いが波及。通期見通しを引き上げた大林道路 <1896> も引き締まった。経営統合が報じられたCFSコーポレーション <8229> とウエルシアホールディングス <3141> も高い。15年3月期利益予想を上方修正したかわでん <6648> はストップ高を演じた。
九州電力 <9508> が再生可能エネルギーの買取手続きを一部再開すると発表したことで、サニックス <4651> 、ウエストホールディングス <1407> なども買われた。
半面、株主優待制度の変更が嫌気されたキャンドゥ <2698> は売りが先行。14年9月中間期業績予想を下方修正したコア <2359> も急落した。(編集担当:宮川子平)
22日の日経平均株価は前日比391円49銭高の1万5195円77銭と急反発し、ほぼ高値引け。
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2014-10-22 14:45