【株式市場】EU首脳会議での経済対策などに期待強まり日経平均は大幅反発
◆新規上場の2銘柄も好調で、日経平均の終値は1万5195円77銭(391円49銭高)、TOPIXは1236.41ポイント(31.05ポイント高)、出来高概算(東証1部)は21億3204万株
22日後場の東京株式市場は、中盤に欧州時間23日のEU首脳会議で経済対策や金融緩和が議題になるとの期待が聞かれ、14時過ぎからは日経平均の先物に買いが先行する形で日経平均が上げ幅を広げ、大引けにかけて391円50銭高(1万5195円78銭)まで上げた。ソニー <6758> がほぼ2週間ぶりに1900円台を回復し、ホンダ <7267> はほぼ1週間ぶりに3400円台を回復。業績予想を増額した大林組 <1802> や業績好調予想が伝えられたマンダム <4917> も高く、海運株はバルチック海運指数の大幅高が伝えられ軒並み高。サニックス <4651> やウエストホールディングス <1407> (JQS)などは九州電力 <9508> が再生可能エネルギーで発電した電力の買取を低圧などの条件付で再開とされ好感高となった。ロボットスーツのCYBERDYNE <7779> (東マ)やガンホー・オンライン・エンターテイメント <3765> (JQS)の出直りも目立った。
本日は新規上場2銘柄。セレス <3696> (東マ)はスマートフォンでのポイントサイト「モッピー」などを運営し、10時49分に公開価格1860円に対し55%高の2890円で初値がつき、高値は3390円、後場は売買交錯となり、終値は2706円。
もう1銘柄、オプティム <3694> (東マ)は企業などのまとまった数のモバイル端末の保守管理などを行い、後場も値が付かず、9200円買い気配で終了。
東証1部の出来高概算は21億3204万株(前引けは10億2317万株)、売買代金は2兆0806億円(同9407億円)。1部上場1833銘柄のうち、値上がり銘柄数は1742(同1689)銘柄、値下がり銘柄数は73(同80)銘柄。
また、東証33業種別指数は前引けと同じく全業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、海運、建設、空運、金属製品、情報・通信、陸運、水産・農林、非鉄金属、機械、ガラス・土石、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
新規上場の2銘柄も好調で、日経平均の終値は1万5195円77銭(391円49銭高)、TOPIXは1236.41ポイント(31.05ポイント高)、出来高概算(東証1部)は21億3204万株。
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2014-10-22 16:15