中間決算で上方修正の可能性が高い銘柄は=金山敏之

 3月期決算企業の中間決算がいよいよ始まりました。主要企業のトップバッターとしては20日に安川電機 <6506> が決算を発表しました。その上期実績は売上高が前年同期比9.5%の増収、営業利益が同18.1%の増益で第1四半期で引き上げた予想を上回って着地しました。そして第1四半期時点では据え置いた通期予想を今回、営業利益で275億円から300億円へと上方修正しています。  このように上期予想を上方修正しながら通期予想を据え置いた企業では、今回の中間決算で通期予想を上方修正してくるところも多いと考えられます。そこで今回は決算発表がスタートしたこともあって、第1四半期決算で上期を上方修正しながら通期を修正しなかった企業をピックアップしてみました。そのなかにはラサ商事 <3023> や東京応化工業 <4186> 、新明和工業 <7224> のように上期は増益予想となっているものの、通期は減益予想となっている銘柄もみられます。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
上期予想を上方修正しながら通期予想を据え置いた企業では、今回の中間決算で通期予想を上方修正してくるところも多いと考えられます。そこで今回は決算発表がスタートしたこともあって、第1四半期決算で上期を上方修正しながら通期を修正しなかった企業をピックアップしてみました。
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2014-10-22 17:00