【本日注目の通貨ペア】豪ドル/円:20日線と200日線がデッドクロス形成
豪ドル/円は9月中旬以降は軟調で、10月16日には一時91.762円まで下値を切り下げたが、今週は94.00円を挟んだもみ合いになるなど、比較的落ち着いた推移いとなっている。しかし、20日と200日の移動平均線が下落サインであるデッドクロスを本日形成しており、テクニカル面では下押し圧力が掛かっている。足元では豪ドル、日本円ともに主体性に乏しい相場だが、昨日は反発した欧米株が伸び悩めば、豪ドル/円軟化のきっかけになり得る。
また、日本時間23日午前6時頃から豪中銀(RBA)のスティーブンス総裁の講演が予定されている。RBAはこのところ金融政策を当分据え置く旨を何度も繰り返し表明しており、利下げについて示唆する可能性は低い。しかし、中国経済減速に対しての懸念や、依然として豪ドルが対米ドルで高い水準を維持していることについての不満を述べれば、豪ドル売りのきっかけとされる可能性は残る。発言内容には要注意だ。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
豪ドル/円は9月中旬以降は軟調で、10月16日には一時91.762円まで下値を切り下げたが、今週は94.00円を挟んだもみ合いになるなど、比較的落ち着いた推移いとなっている。しかし、20日と200日の移動平均線が下落サインであるデッドクロスを本日形成しており、テクニカル面では下押し圧力が掛かっている。
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2014-10-22 18:00