日経平均寄り付きは101円安、新光電工など売り気配
23日の日経平均株価は、101円99銭安の1万5093円78銭で寄り付いた。
前日のNYダウは153ドル安と4営業日ぶりに反落。欧州の追加金融緩和期待が継続したものの、カナダ国会内での銃乱射事件が投資家心理を冷やした。日経平均は米国株安が波及したほか、前日391円高の反動もあり売りが先行している。
個別株では、9月中間期予想を減額した新光電気工業 <6967> が売り気配でスタート。中国子会社を解散し特損計上する石塚硝子 <5204> 、エアバッグのリコール問題で特損の拡大が見込まれたタカタ <7312> や、中間期純利益が6年ぶりに過去最高となった日本電産 <6594> も売り気配となっている。
9月中間期の利益予想を上積みした三菱自動車 <7211> 、韓国の営業拠点を拡張するDMG森精機 <6141> なども売りが先行している。
一方、中間期および通期業績予想を上方修正したフォスター電機 <6794> 、イオンが1株4000円でTOBを実施するウエルシアホールディングス <3141> などが買い気配となり、9月中間期の業績拡大が見通された大王製紙 <3880> も買い気配となった。
また、中間期予想を上方修正したなとり <2922> や、国内でモチリン受容体作動薬の特許査定を受領したラクオリア創薬 <4579> が大幅高となっている。(編集担当:片岡利文)
23日の日経平均株価は、101円99銭安の1万5093円78銭で寄り付いた。
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2014-10-23 08:15