新光電工は年初来安値、通期の業績予想を大幅減額
新光電気工業 <6967> が売り気配でスタートし、午前9時20分に95円安(13.8%安)の595円まで下落。14日に付けた年初来安値652円を大きく割り込んだ。
同社は22日引け後、業績予想の修正を発表し、嫌気された。
今3月期の9月中間期予想について、売上高を従来予想の716億円から689億円(前年同期比7.6%減)に引き下げ。営業利益は21億円から3億円(同96.5%減)へと大きく減額している。
主力のフリップチップタイプパッケージが競争激化を受けて価格が低下したほか、スマートフォン向けの需要減退によりプラスチックBGA基板やアセンブリ事業が不振に陥ったという。
一方、円安・ドル高進行による為替差益が寄与し、純利益は13億円から17億円(同75.4%減)に上積みしている。
通期予想については、売上高を1555億円から1420億円(前期比1.1%増)に下方修正。営業利益は98億円から35億円(同62.4%減)の減益予想に転じ、純利益は63億円から40億円(同57.0%減)に引き下げた。下期の想定為替レートは1ドル103円としている。(編集担当:片岡利文)
新光電気工業が売り気配でスタートし、午前9時20分に95円安(13.8%安)の595円まで下落。14日に付けた年初来安値652円を大きく割り込んだ。
japan,company
2014-10-23 09:00